創造的であることは芸術家だけでなく生きている全ての人にとって大切なこと




創造的であることは、絵を描くという行為だけでなく、生きているすべての人にとって大切なことだと信じている。

普段の暮らしは、創造性が豊かであればあるほど、とてもおもしろいものとなる。もし、毎日がつまらないと感じているなら、それは創造性が自身の奥の方で眠ってしまっていると言えるだろう。

こういう言い方をするとかんちがいする人もいると思うんだけど、決して、毎日をおもしろおかしくハイテンションで過ごすのがいいというような意味ではないし、人と変わった暮らしをするべきだとかいう意味でもなくて。

創造性を発揮するということは、実のところ、とても静かで穏やかな行為だ。

創造性によって、自身の内側とつながり、意識を拡大させることができる。

意識を拡大させることで、なんてことのない日常の様々な事柄を味わって楽しめるようになる。

リラックスしていて感性が高い状態のときには、同じものを見ても、忙しくてイライラしているときに見るのとは違って、とても広く深く見ることができると思う。カンタンな例えで言うと、道端の花とか。普段はその存在にさえ気付かないのに、気分が良いときは、とてもきれいに見えたりする。

創造性が豊かになれば、日常のどんな場面でも、味わえるようなる。本を読んでも、深く理解できる。料理も上手くできる。仕事の単純作業でさえスムーズに進む。

絵を描く人以外にも、どんな人にとっても創造性を取り戻すことは大切なのだ。

そして、創造性はどこかからもらってきて身につくものではなくて、もともと、誰にも備わっているもの。だから、外で探してもなかなか見つかりにくい。もし、見つかったとしても、その創造性の効果は短いもので、また探しに行かなければいけなくなる。それは、自分の形の創造性ではないから。他の人から授かった創造性の寿命は短いもので、すぐに新しい創造性が必要になる。

創造性を高めるには、本来、自分に備わっているはずの創造性を大きく育ててあげることが必要となってくるのだ。日常の忙しさや、過去のトラウマとかいろんな理由で、創造性が固く小さくなってしまっている人がほとんどだと思う。そんな、いじけて隠れている創造性を柔らかくほぐしてあげて、仲良くなることが大切なのだ。

じゃあ創造性を高めるにはどうしたら良いのか?自分が心惹かれる物事や、心地よくなれる物事の中に、そのヒントは隠されている。

このことについては、また改めて書きたいと思う。