
自社商品の売上アップに繋がるアイデア出せる?
何時間考えても、アイデア浮かびません。
アイデアを簡単に提案する方法教えて下さい。
※この記事は5分で読めます※
- 「0」から「1」を生み出すアイデア
- 「無」から「有」を生み出すアイデア
- AIやロボットにはできない価値を提供できる人材になる方法
・サプリ事業で月売上12倍に拡大(毎月12億)
・Web広告事業部のリーダー経験(4年)
・Webコンサル経験(4年)
・わたしが実際に読んだ本です
筆者について【大前 研一さん】
大前 研一(おおまえ けんいち、1943年2月21日 – )は、日本の経営コンサルタント、起業家。マサチューセッツ工科大学博士。マッキンゼー日本支社長を経て、カリフォルニア大学ロサンゼルス校公共政策大学院教授やスタンフォード大学経営大学院客員教授を歴任。
現在、ビジネス・ブレークスルー大学学長[1]、韓国梨花女子大学国際大学院名誉教授[1]、高麗大学名誉客員教授[1]、(株)大前・アンド・アソシエーツ創業者兼取締役[1]、株式会社ビジネス・ブレークスルー代表取締役社長[1]等を務める。
なぜこの本を読んだのか【発想力 「0から1」を生み出す15の方法】
私はなぜこの本を読んだのでしょうか?
それはビジネスでアイデアが出せないことが悩みだったからです。
アイデアが出せないと、いずれ機械やAIに仕事を奪われてしまう恐怖を感じていたからです。
AIや機械は0から1を生み出すことができません。
お客さんや社内会議で、価値ある提案ができれば信頼されます。
コロナで実感した方も多いと思いますが、未来はアイデア勝負です。
人間しか出せない価値(アイデア)を出せる人間にならないと、ビジネスで生き残れないです。
本の内容は?
本の内容は「0から1を生み出す力」「無から有を作り出す力」を生み出す
具体的な手法が11つ紹介されております。
AIやロボットが苦手の領域と対抗できるスキル
「アイデアを出し、価値を生み出す方法」
実践方法が数多く記載されております。
どんな人に読んでほしいか?
どんな人に読んでほしいか。
それは「イノベーションを起こす必要がある人」です。
特にアイデアを日々出す必要がある職業です。
例えばコンサル業務、デザイナー、商品開発などです。
私は、どんな仕事もイノベーションは起こせるし、起こす必要があると思ってます。
なぜなら、維持は後退だからです。(ウォルト・ディズニー)
なので、アイデアだすことは
どんな職業にも当てはまる成長スキルであると考えております。
特に重要だと感じたところ
特に重要だと感じたところは「0から1を生み出す力」「無から有を作り出す力」をどうやって身につけるか、です。
紹介されている11方法から特に重要だと感じたのは以下3つです。
- 戦略的自由度
- 固定費に対する貢献
- 他人の立場に立つ発想
なぜ11方法が重要と感じたか
なぜ11方法が重要だと感じたか。
それは、アイデアを生み出すための基礎の考え方を知ることが出来たからです。
例として3つ以下紹介します。
戦略的自由度
まずひとつ目は、戦略的自由度です。
戦略的自由度とは「ユーザー側に立った発想」のことを示します。
相手思考のことですね。自分目線ではアイデアは浮かびません。
商品がコモディティ化している現代では「ユーザーが本当に求めているものはなにか?」を基準にマーケティングすることが重要だと記載されております。
戦略的自由度は「0から1を生み出す力」「無から有を作り出す力」の基礎です。
ジョブ理論同様ですね「ドリルが欲しいのではない、穴が欲しのだ」
企業側の都合や理論を第一にしてはいけません。
第一に問うべきは「ユーザーは何を求めているのか」です。
第二に問うべきは「ユーザーに応じるためにどんなやり方があるのか」です。
第三に問うべきは「軸に沿ってどんなことができるのか」です。
過去にヒットした「ウォークマン」「ルンバ」などはこの思考から誕生した代表的な製品です。
もちろん本書にはヒットまでの流れも記載されております。
固定費に対する貢献
固定費を遊ばせてはいけません。
なぜならお金を捨てているからです。
もし、会社で固定費が発生しているるのに、何も生み出してないことを見つけたとします。
例:昼間は動いていないクリーニング機械がある店舗など
その場合は、起動時間を分析して、混んでない時に値下げをしてでも起動率を挙げることで、売上を改善することができます。
固定費を削って利益を確保するのではなく、今まで稼働していなかった曜日、時間帯に稼働させることができないか、という発想でアイデアを出す方法です。
他人の立場に立つ
他人の立場に立つ
これも相手思考に近い考え方です。
「もしあなたが会社の社長だったら」など、相手の立場になってみましょう。
人間の思考には「思い込み」と「クセ」が染み付いてます。
メガネを掛けた人は頭がいい、などです。
なので、自分目線でアイデアを出そうとしても、価値あるアイデアを作ることが難しいです。
それを排除するために有効な方法が「RTOCS(Real Time Online Case Study )」です
「もしあなたが〇〇だったら」他人に成り代わってアイデアを生み出す方法です。
例えば
「もしあなたがセブンイレブン販売チームの主任だったら、どんな売上低迷改善策を考えるか」
「もしあなたが今勤めている会社のマネージャーだったら、離職率が高い現状をどうやって挽回していくか」
みたいに相手の立場にたって考えてみてください。
相手の立場にたってアイデアをだすポイントは「視座を2段階あげてアイデアをだすこと」です。
あなたが一般社員だとしたら、2つ職位をあげた「マネージャー」に成り代わってアイデアを出すことが重要です。
1つ職位をあげた「リーダー」ではNGです。
なぜなら1つ上の職位、または自分の職位だと
アイデアの袋小路がおきやすく、イノベーションアイデアを生み出すことができないからです。
実践したい内容(仕事にどう活かせるか)
こんなシーンで実践したいです。
- 戦略的自由度
売れていない商品があれば基本に立ち返り「自分がお客だったら何を求めるか」を問うことです。
- 固定費に対する貢献
もし、会社で使っていない固定費があれば、活用するアイデアを上司に提案してみましょう。
アイデアを出す人は社内評価が確実に高くなります。
- 他人の立場に立つ発想
もし、あなたのお客さんの悩みを具体的に教えてもらえる環境であるなら、悩みをヒアリングした後に、同じ目線に立ってアイデアを出してみましょう。その人の立場、状況、感情など踏まえるとより効果的です。
まとめ【発想力 「0から1」を生み出す15の方法】
まとめです。
「0から1を生み出す方法」は以下3つ重要です。
- 戦略的自由度
- 固定費に対する貢献
- 他人の立場に立つ発想
明日からアクションをすることで、こんな未来が簡単に作れます。
- アイデアを量産することができるので営業成績が上がる
- 提案数が増えお客さんからの信頼が増し社内評価も上がる
- 課題解決をしてくれるのでみんなから頼りにされる
もしあなたがこの記事を読んで共感を頂けたら早速実行してみてください。
まず簡単な「戦略的自由度の意識」から初めてみてはいかがでしょうか。
参考文献
発想力 「0から1」を生み出す15の方法
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