家の押し入れに眠ったままのビデオテープ。ダビングしたいけど、ビデオデッキを捨ててしまい、困ってませんか?
「そのうち整理するよ…」と頭では考えていても、なかなか腰があがらないものです。
そんな人のために、今回は、VHSをDVDにダビングする方法をまとめました。
この記事を読めば、VHSのダビング方法がわかります。
結果、自分に合ったダビング方法がわかるので、VHSを整理する意欲が高くなり、整理整頓が進むでしょう。
この記事を書いている人
- 7店舗でダビング経験
- SEO検定1級合格
- 東証スタンダード社員
【まずは結論】VHSをDVDにする2つの方法
VHSは、今すぐDVDにすべきです。
なぜなら、VHSで保管しているメリットは、1つもないからです。
- 収納が増える
- VHSを見なくなってしまう
- ホコリを家にまき散らす
- 想い出が見れなくなる
- 想い出を忘れてしまう
VHSをDVDにする方法は、2つです。
それぞれ解説します。
業者に依頼する
1つめは、業者に依頼する方法です。
VHSを箱に詰めて業者に送るだけ。家からでないでDVDにしてもらえます。
はじめてダビング業者を使う場合、なにかと不安ですよね。わたしも、初めてのダビングしたときは、依頼を後ろ倒しにしてました。
しかし、心配ご無用。VHSを業者に送るだけがミッション。発送したら受け取るだけです。
メリット
VHSのダビングを業者に依頼するメリットは、3つあります。
それぞれ解説します。
失敗リスク少ない
1つめのメリットは「失敗リスク」が少なくなること。
なぜなら、経験豊富な専門家がダビングしているからです。
VHSに付着したカビ。そのままダビングしてしまうと、ビデオデッキにカビをまき散らし、本体が壊れる要因となります。
ダビング業者は、素人では気づかぬ「カビ」にも事前に対処できます。
失敗リスクが少ないです。
カビやテープ切れも修復できる
ダビング業者は、カビやテープ切れを修復できます。
「VHSをよーく見たらカビが生えてた…ダビングできるかな?」
こんな不安があっても心配ご無用。よほどのことがない限り、きれいにクリーニング、映像化してくれます。
VHSは20年以上前のもの。カビが生えていたり、テープ切れは珍しくありません。
クリーニングができることを知らず思い出のビデオテープを捨ててしまうと後悔します。
節約できる
ダビング業者に依頼すると、節約できます。
なぜなら、ダビング機材をそろえる必要がないからです。
例えば、自分でダビングする場合、20,000円以上がかかります。ダビングコピー革命に依頼すれば、40本はダビングできます。
- ビデオデッキ:15,000円程度
- ビデオキャプチャー:3,000円〜10,000円
- DVD-R:1,000円程度
また、ダビングした後、機材が絶対邪魔になります。業者に依頼すれば機材不要。収納の手間もなく、部屋もスッキリです。
デメリット
一方で、ダビング業者に依頼するデメリットもあります。
デメリットは把握してから依頼しましょう。
それぞれ解説します。
ダビングできる店舗が少ない
1つめのデメリットは、ダビングできる店舗が少ないこと。
VHSのダビングは、大型家電店のみしか取り扱ってないからです。
例えば、カメラのキタムラ、ビックカメラのような、大型店舗ではダビングを取り扱いしております。
しかし、街の電気屋さんのような、ちいさな家電ショップの場合、ダビング対応していないケースが多いので、事前の確認が必須です。
近所に大型家電ショップがなければ、ネットのダビング業者も検討しましょう。
著作権のあるビデオはダビングできない
3つめのデメリットは、著作権のあるVHSがダビングできないこと。
なぜなら、法律で決まっているからです。
昔のアニメやドラマなど、DVDにしたくても、お断りされます。
著作権があると知らずに、大量に依頼してしまうと、送料だけが増える可能性もあります。あらかじめ除外してから、業者に送りましょう。
自分でダビングする
2つめは、自分でダビングする方法です。
VHSを再生する機材を用意して、DVDにダビングします。
メリット
即日ダビングできる
1つめのメリットは、即日ダビングできること。
店舗に依頼する場合、最低でも3営業日はかかります。しかし、自分でダビングすれば、即日DVDに変換できます。
例えば、VHSを今すぐプレゼントしたいときは、自分でダビングすることで、希望が叶います。
安くダビングできる
2つめのメリットは、機材がそろっていれば、安くダビングできること。
店舗でダビングする場合、1枚あたり500円前後かかります。
しかし、機材が揃っているなら、初期費用がかかりません。
ダビング機材が揃っている場合 | 自分でダビング | 業者依頼 |
---|---|---|
10枚ダビング | 200円(@20×10枚) | 5,000円(@500×10枚) |
100枚ダビング | 2,000円(@20×100枚) | 50,000円(@500×100枚) |
自由度の高いダビングができる
3つめは、自由なダビングができること。
好きな場所でカットしたりできるので、結婚式やyoutubeにアップもできます。
また、店舗では対応できない「著作権のあるVHS」も一部ダビングできます(個人利用の範囲)。
デメリット
自分でダビングする方法にも、デメリットがあります。
それぞれ解説します。
お金がかかる
1つめのデメリットは、お金がかかること。
なぜなら、機材をそろえる必要があるからです。
- ビデオデッキ:15,000円程度
- ビデオキャプチャー:3,000円〜10,000円
- DVD-R:1,000円程度
VHSをDVDにダビングする方法は、複数あります。
なので、かかる経費は様々です。
ビデオデッキは必ず必要になる経費なので、2万円以上は見積もりしときましょう。
技術や知識が必要
2つめは、VHSをダビングする場合、知識と技術が必要です。
無知な状態で車のメンテナンスをしたら車が壊れるように、VHSのダビングも知識と技術が必要です。
例えば、映像をきれいにするため、クリーニング技術が必要です。
失敗するリスクがある
3つめは、失敗するリスクがあること。
Xで「VHS ダビング」と検索すると、「自分でダビングしたら失敗した」という感想も確認できます。
それほど、初心者にはハードルが高い作業であることがわかります。
クリックで切り替わります
VHSは世界で1つしかない貴重なもの。
映像が映っていなかった場合、破棄するか、業者に依頼するハメに。
自分でダビングする3つの方法【手順】
自分でダビングする方法を3つご紹介します。
それぞれご紹介します。
VHS・DVD一体型レコーダーを使ってダビング
一番簡単にダビングできる方法は「VHS・DVD一体型レコーダー」を買って、ダビングする方法です。
VHSデッキと接続し、VHSデッキで再生。レコーダー側の録画を同時に押せばダビングできます。
ビデオテープの映像をパソコンに取り込む
次に簡単な方法が、VHSデータをパソコンに取り込む方法です。
ビデオデッキからパソコンにデータ転送して、DVDレコーダーで焼きます。
「そもそもDVDレコーダーがないよ」という人は「I・OデータGV-USB2」という機材を購入することで解決します。
付属のソフト(DVD-ROM)をインストール後、ビデオデッキとパソコンをUSBケーブルで接続。あとは簡単な操作をするだけで、DVDを作成できます。
DVDレコーダー不要でダビングできます。
ビデオデッキで再生⇒DVDデッキで録画
3つめは、赤白黄のケーブルを使った最もスタンダードなダビング方法です。
- ビデオコード(赤白黄ケーブル)を用意する。
- ビデオデッキ側の「出力」と、DVDレコーダー側の「入力」をつなぐ。
- ビデオデッキでVHSを再生すると同時に、DVDレコーダーの録画をスタート。
- 原本を再生しきったら、ビデオの再生とDVDレコーダーの録画を両方停止。
ビデオデッキとビデオレコーダー、ケーブルが必要なので、準備が大変です。
また、ダビング後、機材がかさばるし処分するのもお金がかかるので、個人的にはオススメしないダビング方法です。
DVDはファイナライズすること
VHSをダビングしたDVDは、ファイナライズを行いましょう。
なぜなら、ダビングした機器以外で再生できない可能性があるからです。
ファイナライズとは、DVDに書き込みができないようにする処理。
VHSでいうところの「ビデオの爪を折る」と同じです。
「ダビングしたDVDを親戚にプレゼントしたら見れなかった」とならないよう、注意してください。
VHS(Video Home System)とは?
VHSとは、Video Home System(ビデオホームシステム)の略称。1976年に日本ビクターが開発した家庭用ビデオ規格のことです。
家庭用に規格化されているため、どのメーカーのビデオデッキからでも再生できます。
VHSの記録容量は、30分~240分まで販売されてました。
VHSの規格は、家庭用ビデオ規格以外にもあります。
- 3分の1サイズのVHS-C
- 高画質のS-VHS
- デジタル放送に対応したD-VHS
この記事では、「家庭用ビデオ規格のVHS」をダビングする方法に特化しております。
VHSをDVDにするメリット
VHSを、DVDにダビングするメリットは、3つあります。
それぞれ解説します。
劣化を防ぐ
1つ目のメリットは、映像の劣化を防ぐことです。
VHSテープは、再生するたびにテープが伸びるため、年々、テープが切れる可能性が高くなります。
加えて、時間が経つにつれて劣化が進み、映像が荒れたり、湿気によりカビが生えたりすることがあります。
VHSテープをDVDにダビングすることで、映像の劣化を防ぐことができるので、映像が荒れたり、カビが生えたりする心配が減ります。
想い出をたくさんの人に共有できる
2つめのメリットは、想い出をたくさんの人に共有できること。
なぜなら、スマホやタブレットで共有できるからです。
例えば、VHSをMP4にしてメールで送信すれば、ビデオデッキを処分してしまった人でも、スマホで再生できます。
MP4形式に変換すれば、結婚式のプロフィールムービーに利用できます。
YouTubeにアップロードして、来世に残すことだってできます。
収納が増える
3つ目のメリットは、収納スペースが増えること。
DVDは、体積が小さいため、より多くの収納が可能です。
項目 | 家庭用のVHS | DVD |
---|---|---|
重さ | 200㌘ | 100㌘ |
体積 | 469(㎤) | 361(㎤) |
ビデオテープを家で保存する場合、1枚単位なら手間の違いはありません。しかし、100枚単位になると、DVDの方が圧倒的に管理しやすいです。
また、VHSテープは重いので、段ボールから取り出すことすら憂鬱です。取り出すことが面倒になるので、ビデオテープすら見なくなります。
結果、ホコリをかぶったテープは劣化し、映像が見られなくなります。
今すぐDVDに変換すれば、収納スペースが増えます。取り出しも楽になり、家族でVHSテープを楽しむ頻度も多くなります。
ダビング業者に依頼する方法がオススメ【リスクなし】
一応ビデオデッキ持っているけど、結局どっちがおすすめなの?
結論、ビデオデッキを持っていても、ダビング業者に依頼する方法がおすすめ。
なぜなら、自分でダビングするメリットは、ほとんどないからです。
自分でダビングする場合と、業者に依頼する場合、どっちがお得か比較表にまとめました。
項目 | 自分でダビング | ダビング業者に依頼 |
---|---|---|
納期 | 即日 | 最短3日~ |
ダビング工数(1本あたり) | 2時間(120分テープの場合) | 0分 |
品質 | 低い | 高い |
カビ対応 | 500円~(エタノール掃除) | 900円~ |
テープ切れ対応 | 1,000円~(補修用テープ) | 900円~ |
初期費用 | ビデオデッキ:15,000円程度 ビデオキャプチャー:3,000円〜10,000円 DVD-R:1,000円程度 | 無料 |
価格(1本あたり) | 30,000円~(ビデオデッキ+DVD) | 598円~(ダビングコピー革命の場合) |
価格(10本あたり) | 30,000円~ | 5,480円~ |
サポート | なし | あり |
失敗リスク | あり | なし |
自分でダビングする方法は、×が多いですね…
自分でダビングするメリットは、即日納品できるだけ。
サポートないし、お金もかかるし、時間もかかるし、メリットありません。
一方、ネットからダビングを依頼する場合、箱に詰めて店舗に送れば完了です。
初期費用も不要、店舗によってはサポートもあるので、失敗リスクが低いです、
つまり、業者に依頼することはは、お金と時間を節約できます。
おすすめのダビング店は、ダビングコピー革命です。
1枚あたりのダビング料金は業界最安値。1枚あたり598円でダビングできます。
東京都の台東区に実店舗もあるので、ダビングに不安があれば、事前に問い合わせることもできます。
わたしも利用したことありますが、スタッフさん丁寧です。安心してダビングできました。
まとめ【VHSをDVDにダビングする2つの方法】
まとめです。
VHSをDVDにする方法は、2つあります。
- 業者に依頼する方法
- 自分でダビング
「ダビング業者に依頼する」方法が、賢い選択です。
なぜなら、お金と時間を無駄にしないからです。
箱に詰めて送るだけ。20,000円以上するビデオデッキ購入も不要です。
失敗リスクもありません。
節約した時間とお金で、居酒屋に飲みに行けます。それってとても魅力的だと思いませんか?