スマホプラスは、ビデオテープをスマホにダウンロードできるオプションです。富士フイルムでダビングするとき、1本あたり550円追加で利用できます。
でも、本当に550円を払う価値があるのか、事前に判断したいですよね。
そこでこの記事では、スマホプラスの使い方を実体験からご紹介します。
この記事を読むことで、スマホプラスのメリットとデメリットがわかります。
結果的には、ビデオテープをスマホにダウンロードでき、遠く離れた兄弟に思い出を共有できます。
この記事を書いている人

- 7店舗でダビング経験
- SEO検定1級合格
- 東証スタンダード社員


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「箱に詰めて送るだけ」家から出ずに2025年問題を対策できます。
「2025年問題」とは?
ビデオダビングの「2025問題」とは、VHSなどのビデオテープが劣化し、再生機器のメンテナンスも難しくなるため、保管しているビデオテープが再生やダビング困難になる問題です。特に、VHSビデオテープの耐用年数は20年~30年とされており、1990年代後半に流通のピークを迎えたテープは、まもなく寿命を迎えます。
さらに、ビデオデッキの製造が終了し、部品供給も停止しているため、故障した場合の修理が難しくなっています。そのため、2025年までにビデオテープをデジタル化しないと、貴重な映像が永遠に失われる可能性があるとユネスコ(国連教育科学文化機関)から警鐘が鳴らされています。
よくある質問(クリック)
スマホプラスとは?データを保存【フジフィルム】

スマホプラスとは、ビデオテープの内容をスマホに保存できるサービスです。

富士フイルムだけの強みです。他社にはないサービスです。
スマホプラスに申し込むと、DVDにQRコードが記載され納品されます。無料アプリ「スマホプラス」でQRコードを読み込むだけで、スマホに保存できます。


QRコードは、納品されたDVDの盤面に印刷してあります。



機械オンチでも大丈夫です。
スマホプラスで動画を編集してみた【富士フイルム】


スマホプラスの使い方
2022年4月、富士フイルムでビデオテープをダビングしました。その際にスマホプラスに申し込みました。
スマホプラスに加入した理由は、義父の会社の社員に研修ビデオを共有するためです。
ビデオテープのタイトルは「カラー液晶ディスプレイ 技術講座」です(詳細は以下記事でご確認ください)。
富士フイルムのマイページからビデオテープを申し込む際に、スマホプラスにも加入しました。
スマホプラスを使えば、スマホからVHSが見れます。社員がDVDプレイヤーを持っていなくても、スマホで見せられるメリットがあります。


納品されたDVDの盤面に、QRコードが記載してあります(画像参照)。


DVDが届いたら、アプリ「スマホプラス」をダウンロード。スマホプラスからQRコードを読み込まないと、動画をダウンロードできません。


アプリダウンロード完了。
起動します。


スマホプラスからQRを読み込みます。


自動でダウンロードが始まります。


ダウンロード完了後、動画を編集するか、そのままダウンロードするか選択できます。


編集をタップすると、動画編集画面になります。
スマホプラスで編集できることは以下3つです。
- 動画を分割する
- 分割したシーンを「使うor使わない」選択
- スマホ画面のズームアップ、ズームアウト


スマホプラスの編集ででできることは、分割(カット)と選択だけ。


分割したシーンだけ、ダウンロードすることも可能です。
分割(カット)はこんなシーンで使えます
- 一部のシーンをプロフィールムービーで使いたい
- ファイルが大きいから小さくして転送したい


スマホへ動画をダウンロードする方法は2つあります。そのままダウンロードするか、分割してダウンロードするか、です。


どちらかを選択すると、書き出しが始まります。
スマホにダウンロードされます。


動画データー大きいので、Wi-Fiでダウンロードをおすすめします。


スマホプラスで分割したファイルは、別々に出力されます。
使いたいシーンだけ取り出すメリットがあります。


ダウンロードした動画をスマホから見ることができました。



動画の知識がなくても、簡単にダウンロードできました。
スマホプラス注意点:書き出し回数は10回まで【富士フィルム】


スマホプラスの注意点は3つあります。
動画の編集は10回まで
スマホプラスは、動画編集回数に上限があります。10回までです。
「上手くいかない…」とやり直しを重ねていると、編集できなくなるので注意です。
ダウンロードに期限あり


ダウンロードできる期間は「ビデオテープのダビング作業が完了した日」から90日間です。
富士フイルムが作業してから納品されるまでの期間を含めると、ダウンロードできる日数は80日ほどです。
保存形式はMP4のみ


動画保存形式は、MP4のみとなります。
MP4は「アプリ、Windows、Mac」など、標準で再生対応しているファイル形式なので問題ないと思いますが、念の為頭に入れておきましょう。
- 圧縮率が高い
- データサイズが小さい
- 高画質
スマホプラスは動画編集が簡単【メリット・デメリット】


スマホプラスで「できること」をまとめました。
スマホプラスを使うメリットは、動画編集したことない初心者でも、ビデオテープを編集できること。スマホから直感的に操作できます。
デメリットは編集できることが少ないこと。分割と選択だけしかできません。物足りないと感じる人もいるでしょう。



本格的に動画編集したいなら、動画編集ソフトをおすすめします。
スマホプラスの編集機能はこんな人におすすめします
- 動画編集が初心者
- 動画を部分的だけに使いたい人
- 動画編集ソフトを持っていない人
アップルストアの口コミ・レビュー【スマホプラス】


アップルストアのレビューは、「★5つ中4.5」と高評価でした。


アップルストアの口コミでは、動画編集が簡単だという意見が目立ちました。
しかし、一方で編集方法がわからなかったという声も。初めて動画編集をする人は、カットや分割といった概念が理解しにくく、戸惑うかもしれません。
でも、私自身、動画編集初心者でしたが、簡単に編集できました。これは、慣れの問題だと考えています。
スマホにビデオテープをダウンロード【まとめ】


まとめです。
スマホプラスを使うことで以下メリットを得られます。
- 遠い親戚にビデオテープを共有する(スマホから送信)
- 大人になった我が子に、幼少期を見せられる(長期データ保存)
- 結婚式のプロフィールムービーに使う(動画編集)
スマホプラスは、1ビデオテープあたり550円の追加料金がかかります。しかし、DVDを焼き増しすると、1枚あたり1,000円以上かかります。データ化するので、DVDが見れなくなる心配もございません。100年先もデータを残すことができます。
それって、とっても効率的だと思いませんか?


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「2025年問題」とは?
ビデオダビングの「2025問題」とは、VHSなどのビデオテープが劣化し、再生機器のメンテナンスも難しくなるため、保管しているビデオテープが再生やダビング困難になる問題です。特に、VHSビデオテープの耐用年数は20年~30年とされており、1990年代後半に流通のピークを迎えたテープは、まもなく寿命を迎えます。
さらに、ビデオデッキの製造が終了し、部品供給も停止しているため、故障した場合の修理が難しくなっています。そのため、2025年までにビデオテープをデジタル化しないと、貴重な映像が永遠に失われる可能性があるとユネスコ(国連教育科学文化機関)から警鐘が鳴らされています。