
ビデオテープが取り出せなくなりました。デッキを分解しないで取り出す方法ありますか?
大切なおばあちゃんのVHS、ビデオデッキに入ったまま。
捨てるにも捨てれないですよね…
もし、分解せずに取り出す方法があれば、試してみたいものです。
そこでこの記事は、ビデオテープを取り出せない「7つの要因と3つの対策」を記載します。
この記事を読めば、ビデオデッキを壊さず救出できます。


<プロフィール>
- 7業者でダビング経験
- SEO検定1級
- 東証スタンダード社員
プロフィールの根拠(クリックで開きます)




ビデオテープが取り出せない7つの理由【分解せずに取り出す】


ビデオテープが取り出せない理由は、大きく以下の7要因です。
- ビデオテープが切れていた
- ビデオテープが変形した
- テープを押し出すモータが壊れた
- テープが中で絡み付いている
- ビデオデッキの劣化
- ギアの破損
- 各スイッチ回路がショートした(電源スイッチ、取り出しボタン)
細かい要因までつき詰めると、ビデオテープが取り出せない理由は、星の数あるので、分解しないと特定は難しいです。
ビデオデッキは、
底面のネジをドライバーで外せば、
簡単にカバーは開きます。
しかし、蓋を外せても、素人はビデオデッキを直す技術がありません。
分解したら戻せなくなり、結局、時間の浪費になるだけ。
この動画は、ビデオデッキの蓋を取り外して、中の動きを可視化できる動画です。



ビデオデッキの中身は、まるで精密機械のように複雑です。
この動画でわかることは、ビデオデッキを素人が分解することは「危険」であること。
なぜなら、分解したら元に戻せなくなるし、感電する可能性があるからです。
そこで、正しいビデオテープ救出方法を、3つお伝えします。
ビデオテープを取り出す3つの方法【停止と再生を繰り返す】


結論から申し上げますと、ビデオテープを救出する方法は、以下3つです。
順番に解説します。
停止と再生を繰り返す


1つ目は、「停止」と「再生」を交互に繰り返すことです。
中で引っかかっていたビデオテープが、惰性(だせい)外に出てくることがあります。
また、パナソニック製のビデオデッキの一部機種は、ビデオテープの強制取り出し機能があります。
もし、ビデオデッキの種類や型番がわかる方は「型番+強制取り出し」でGoogleで検索すると、取り出し機能が付いているかわかります。
ビデオテープ救出サービスを使う
2つ目は、ビデオテープ救出サービスを使うこと。
どうしても取りだしたいビデオテープがある場合、取り出しのプロにおまかせしましょう。
取り出し専門の業者が存在していること、わたしも知りませんでした。



テクノさんなら2,100円で取り出し可能です。
デッキも処分してくれるので、処分する手間も省けますね。
ビデオデッキの修理依頼をする
3つ目は、ビデオデッキを修理すること。
一般的な対策になりますが、ビデオデッキが壊れている場合、修理することでビデオテープが取り出せる可能性があります。
アイサポさんは、日本に数少ない、ビデオデッキ修理の専門店です。
故障内容により、対応が異なるので、お問い合わせする必要があります。
(修理の目安は29,800円です)
テレビデオは街の電気屋さんへ【VHSを取り出す】


ビデオデッキには、テレビデオと呼ばれる機種があります。
画像のように、テレビとビデオが一体化しているものです。


テレビデオの場合、業者に依頼しても、詰まったビデオテープを取り出すことは難しいです。
なぜなら、修理を対応している業者が少ないからです。
個人で調査しましたが、テレビデオを修理をしてくれる業者は見つかりませんでした。
(街の電気屋さんのほうが修理してくれる可能性が高いかも!?)
まとめ【ビデオテープが取り出せない7つの要因と3つの対策】


まとめです。
今回は、ビデオテープが取り出せない7つの要因と対策、というテーマでお伝えしました。
ビデオテープを救出する方法は、以下3つです。
どうしてもビデオテープを救出したいなら「2」の救出サービスをおすすめします。
業者に依頼すると、高くなりますが、確実に取り出せるでしょう。
例えば、テクノさんなら2,100円で取り出し可能です。デッキも処分してくれるので、処分する手間も省けます。